理工学部 創造工学科 航空宇宙工学コース/
大学院 生産システム工学系専攻 航空宇宙総合工学コース

教育・研究Research

助教 湊 亮二郎(MINATO, Ryojiro)

助教 湊 亮二郎(MINATO, Ryojiro)

居室番号:B204
TEL/FAX : 0143-46-5378
E-mail : r-minato@mmm.muroran-it.ac.jp

専門 ジェット推進工学
出身 東北大学大学院
前職 九州工業大学
担当授業科目 学部:航空宇宙熱力学、ジェットエンジン、航空宇宙工学製図、航空宇宙工学セミナ-Ⅰ・Ⅱ 大学院:ジェット推進工学特論
研究室名 航空宇宙原動機研究室

航空宇宙原動機研究室で行っている主な研究

小型無人超音速実験機オオワシ2号機用ガスジェネレータサイクル・エアターボラムジェットエンジン(GG-ATRエンジン)の研究を行っています。

・エアインテークの風洞試験、CFD解析
・GG-ATRエンジン用斜流圧縮機に関する研究(GG-ATRエンジン冷走試験)
・ラム燃焼器の設計・解析
・ガスジェネレータ燃焼試験

GG-ATRエンジンとは

上の図はGG-ATRエンジン(左)と、通常のターボジェットエンジン(右)の構造を示した概念図である.

通常のターボジェットエンジンでは、圧縮機で取り込まれた空気に燃料を混合・燃焼させて、その燃焼ガスの膨張エネルギーの一部を使ってタービンを駆動させる.

一方、GG-ATRエンジンでは、ガスジェネレータ(GG)で、燃料と酸化剤を燃料過濃の状態で混合・燃焼させて、その燃焼ガスでタービンを駆動させる.その後GG燃焼ガスは、ラム燃焼器で空気と混合して再度燃焼し、ノズルから噴射されて推力を発生させる.

同じ大きさのエンジンであれば、GG-ATRエンジンはターボジェットエンジンよりも、大きな推力を発生させることが出来る.

超音速インテークの研究

設計したインテークモデルの風洞試験と数値計算による空力性能比較
風洞試験に用いたインテークモデル
風洞試験のシュリーレン画像

GG-ATRエンジン用超音速エアインテークの風洞試験や数値計算による、空力性能の評価を行っている.

GG-ATRエンジンターボ系要素の研究

斜流圧縮機に関して、タービン駆動ガスに窒素ガス、またはヘリウムガスを用いた冷走試験を実施し、その性能マップを取得した.

圧縮機の性能に関して、CFDによる解析を実施し、その結果を冷走試験の結果と比較したところ、良い一致が見られた.

GG-ATRエンジン冷走試験

ラム燃焼器の研究

ラム燃焼器では、タービンを駆動したGG燃焼ガスと、圧縮機で圧縮された空気が混合・燃焼する.
ラム燃焼器での混合性能や燃焼効率などをCFDによって解析を進め、今後の試験に役立てている.