室蘭工業大学建設社会基盤系学科 Department of Civil Engineering and Architecture Muroran Institute of Technology

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出前講義・プロビデンス

模擬(出前)講義

 室蘭工業大学では、高校生の皆さんの学習目標や進路選択の一助としていただくことを目的に、本学教員が高等学校へ出向き、理工系大学ならではのテーマで出前講義(模擬授業)を実施しています。


プロビデンス・プログラム

 プロビデンス・プログラムは、皆さんが教育旅行などの機会を利用して室蘭の近隣に訪れる際に、本学のキャンパスに訪問していただき、本学を舞台に繰り広げられる理工系大学ならではの模擬講義をはじめ、皆さんのご要望に沿ったプログラムを本学で用意し、皆さんに体験してもらうことで、より多くの方々に工学に関する知識と理解を一層深めていただこうというプロジェクトです。



平成23年度 実施題目一覧
コース名 実施題目(テーマ) 実施形態 プロビデンス 出前講義
建築学 環境とランドスケープ 模擬講義
建築学 建築をデザインする 模擬講義
建築学 これからの建築に求められるもの 模擬講義
建築学 ゼロエネルギーハウス 模擬講義
建築学 紙模型による梁の曲げ実験 体験学習・実験 ×
建築学 建築図面・模型に触れる 体験学習・実験、施設見学 ×
建築学 図学U カリキュラム(授業)見学 ×
土木工学 自然環境を守る最先端土木技術 模擬講義
土木工学 地震のしくみと耐震技術 模擬講義
土木工学 地球環境と水問題 模擬講義
土木工学 地球温暖化とエコマテリアル 模擬講義・体験学習 ×
土木工学 廃棄物工学のおはなし 模擬講義 ×
土木工学 海の波をウオッチング! 体験学習・実験
土木工学 地盤が液体状になる? 体験学習・実験
土木工学 鉄筋コンクリート版の衝撃破壊実験 施設見学 ×
土木工学 火山防災工学 カリキュラム(授業)見学 ×

 * 表中の三角印(△)については,条件が整えば出前講義が実施可能なもの。



■ 環境とランドスケープ (市村 恒士 講師)

 環境・環境問題やランドスケープに関する一般論(「環境・環境問題とは?」「都市・地球環境問題」「ランドスケープとは?」等)や、ランドスケープ分野における環境に対する様々な取り組み・研究等について説明する。


■ 建築をデザインする(山田 深 講師)

 住宅を改装するという某テレビ番組の影響もあり、デザインに対する人々の関心は日増しに高くなっているように思われます。しかしこのような番組で取り上げられていることは、デザインのほんの一面に過ぎません。「建築をデザインする」こととは、実に広くて深く、そして楽しいものです。この模擬講義では、建築家がどのようなことを考え、実際に設計・デザインを行っているのかを、現代の建築作品の実例を示しながら紹介するとともに、「建築をデザインする」こととはどういうことなのかを考えたいと思います。


■ これからの建築に求められるもの (濱 幸雄 教授)

 建築は私たちの社会、生活を支えている最も身近なもののひとつです。地球温暖化、資源の枯渇、省エネルギーなど私たちを取り巻く問題は多岐にわたります。これらの問題を解決するための方策を、建築の立場から考えます。


■ ゼロエネルギーハウス (鎌田 紀彦 教授)

 地球温暖化に対処するため、CO2の排出を削減する取り組みが世界中で検討されています。私たちが生活する中での、CO2排出のほとんどは、住宅の暖房・給湯・電気のエネルギーと自動車です。住宅における取り組みの最新情報について話します。


■ 紙模型による梁の曲げ実験 (溝口 光男 教授)

 工作用紙と木工用ボンドで予め作成された梁模型(長さ40cm程度)の中央におもりを下げて、梁を変形させる実験を行う。この実験では、梁模型の断面をロ形やH形として変えたものを複数用意し、断面の形の違いによる変形の差異を観察する。この結果から、建物の安全性を確保するためには、建築の構造設計が大切であることを感じてもらう。


■ 建築図面・模型に触れる (山田 深 講師)

 この体験学習では、卒業設計作品や研究室でのプロジェクト作品など様々な建築図面や模型を展示説明します。これらによって建築設計の一端に触れるとともに、建築に興味のある人は眺めるだけでも楽しめる内容となっています。また、建築製図室において行いますいので、建築学生が多くの時間を過ごす製図室の雰囲気も知ることができます。


■ 図学U (武田 明純 助教)

 本学における後期授業科目「図学U」の授業見学を行う。図学Uは、設計図面の作成に向けて、図形の2次元表現の方法を学習する科目である。授業見学予定日の図学Uでは、「軸測投影(物体の3次元的な2次元表現の方法)」を学ぶ予定である。


■ 自然環境を守る最先端土木技術 (木幡 行宏 教授)

 人間が文明的な恩恵を受けて生活していくためには、道路、川、港、上下水道、電力などの整備が必要不可欠になりますが、一方で、地球上には、さまざまな動植物が暮らしており、豊かな自然環境があります。いま、これらの自然環境を守ることが重要な課題となっています。この講義では、洪水から住民を守りながら自然環境を守るための河川技術(多自然型川づくり)や汚染された土壌を浄化する技術(土壌浄化)、湿原を守る技術(釧路湿原の保全)、地域資源の保全や改善による美しい景観づくり(シーニックバイウェイ北海道)など、自然環境を守るための最先端技術を紹介します。


■ 地震のしくみと耐震技術 (小室 雅人 講師)

 日本は世界でも最も地震が多い地域に位置しています。この講義では、なぜ日本では地震が多発するのか、近年発生した大規模地震を例に、その発生メカニズムについて説明します。また、地震動の基礎知識としての用語(震度、マグニチュード、最大加速度、応答(地震動と建物の揺れの関係))や、日本における地震観測網の現状について説明し、地震に対する知識を深めます。


■ 地球環境と水問題 (中津川 誠 准教授)

 地球規模の気候変動によって、集中豪雨の頻発、水不足や雪の減?など水に関わる問題が社会を脅かすであろうと心配されています。最新の科学的知見からどのような問題が想定されているのか? また、頻発が懸念される洪水や水不足にどのように対処すべきかを紹介します。一方、種々の人為的要因によって、湿地や干潟など水の作用で育まれる多様な生態系の喪失が懸念されています。この貴重な自然環境を修復していくために土木工学が何にチャレンジしようとしているかを紹介します。


■ 地球温暖化とエコマテリアル (菅田 紀之 准教授)

 温室効果ガスの大量排出による地球温暖化をはじめとして、地球規模の環境問題が深刻になってきています。この地球環境問題への対策として建設分野で研究開発が進められているエコマテリアルについて説明します。


■ 廃棄物工学のおはなし (吉田 英樹 准教授)

 人々の生活とともにでるごみはいったいどのように処理されているのでしょうか。ごみ収集車が集めていったごみはいったどこに行って、最後はどのようになっているのでしょうか。ごみ焼却施設やごみ埋立地という言葉を聞いたことがあるでしょう?災害のときにはどれくらい廃棄物がでるのでしょうか。環境問題がクローズアップされる現代で、ごみを効率よく安全に処理する技術を研究するのが廃棄物工学です。この廃棄物工学についてわかりやすく説明するとともに、建設分野の中の土木工学で、実はこのような廃棄物工学を研究していることについても紹介します。


■ 海の波をウオッチング! (木村 克俊 教授)

 可搬式の水槽を用いて、参加者自身の手で海の波を再現してもらいながら、波の伝わり方や水中の流れの様子について解説する。さらにクイズ形式での対話を通じて、高潮や津波の基礎知識と防災について学んでもらう。


■ 地盤が液体状になる? (川村 志麻 准教授)

 この体験学習では、はじめに地盤が液体のようになる現象(液状化現象)を特別な装置で再現し、観察して頂きます。その後、この現象を簡単に再現できる装置を作製し、砂地盤などで発生する液状化現象を実感して頂きます。


■ 鉄筋コンクリート版の衝撃破壊実験 (岸 徳光 教授 ・栗橋 祐介 講師)

 耐衝撃耐荷力実験室において、構造物を構成する「鉄筋コンクリート(RC)版」の衝撃破壊実験を実施し、実際の破壊状況を見学してもらう予定です。


■ 火山防災工学(後藤 芳彦 准教授)

 本学における後期授業科目「火山防災工学」の授業見学を行います。「火山防災工学」は、火山の科学的、工学的な基礎を学び、それらを念頭においた火山防災について学びます。また、活火山や活断層のしくみやハザードマップに関する基礎知識を習得する科目です。