学長あいさつ

 確かな研究力をベースとした教育改革、工学部から理工学部へ

 

 室蘭工業大学は「地域貢献」を大きなキーワードとして掲げ、北海道の課題解決は日本のそして世界の課題解決につながると考えて、教育・大学改革に取り組んでいます。今年設立70周年を迎える本学は、工業大学工学部として3万人を超える同窓生を輩出して参りました。

 本学は令和を迎え新たな時代の幕開けとなるこの4月より、自然豊かなものづくりのまち室蘭の環境を生かして、産業界で活躍しつづける幅広い理工系人材を育てる教育改革を行い、工学部から理工学部へと大きく進化しました。ものごとの本質をつかみ、探究心を養うべく自然科学・理工学教育を全学的に充実させ、さらにICTやAIの本質を理解して使いこなし、もの・価値づくりに貢献できる学生諸君を育てる工業大学ならではの情報教育を推進します。

 本学の強みは教育力の裏付けとなる確かな研究力です。本年4月に公表された朝日新聞出版社の大学ランキング2020によると、コンピュータ科学分野の論文1報あたりの被引用指数(他の研究者の参考となり論文の質が高いことになる)が、本学は昨年に続き2年連続で日本一に輝いています!! また、主に研究力の観点から評価したTHEの世界大学ランキング2019によると、本学は世界の約23000校に及ぶ大学のTOP5%に相当する1001+位にランクインしています。本学の専門分野である、Engineering & Technology分野では道内では北大についで世界で601〜800位、国内ではランクイン72大学の中で、16〜42位に入っています。繰り返しになりますが、本学教授陣のエビデンスに基づいた確かな研究力をベースとした教育力と3万人を超える同窓生の社会での活躍こそが本学の実績であり強みです。

 本学では若手教員の活躍も目立っています。システム理化学科の董冕雄教授が「科学技術への顕著な貢献2018 (ナイスステップな研究者)として日本中で11名の一人として選定されました。また若手教員が3年連続で社会貢献の観点から、北海道科学技術奨励賞を受賞しています。2019年にシステム理化学科の山中真也准教授が化学と農業の融合分野で、2018年には創造工学科の有村幹治准教授が都市工学と情報工学の融合分野で、2017年にはシステム理化学科の徳楽清孝准教授が生物と情報工学の融合分野での研究成果による、北海道地域への貢献により受賞に繋がっています。

 熱意あふれる教員たちが、教科書の行間に潜んでいる科学や工学の面白さを学生諸君に専門家の立場から伝えます。教職員一丸となって、理工系人材の育成、イノベーションの創出につながる研究、地域活性化の拠点としての役割を果たすべく、決意をもって進みます。各界のご支援とご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

空閑学長

室蘭工業大学長 空閑 良壽

これまでの告辞・あいさつ等

更新年月日:2019年8月30日
作成担当部局:総務広報課総務広報係

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