ものづくり基盤センターの活動

ものづくり基盤センター長 清水一道

 

 「ものづくり基盤センター」(以下「センター」)は、ものづくりによる教育の実施場所の提供と創造性豊かな人材の育成を目的として、2006年1月に設置されました。センターには、下記の部門があります。

 

1.本学の学生に対して「ものづくり」を仕事とする人材の教育と学習支援を行う「教育・学習支援部門」

 この部門では、「Cremo of the students, by the students, for the students – 学生主役のCremo」、つまり、「学生による学生のための学生のものづくり基盤センター」を目指して活動しています。具体的には、本学学生が「Cremo crew」となり、センター運営の補助を行っています。

 

 「Cremo crew」は、「ものづくり教室」では「ものづくり」の先輩として指導をします。指導をすることにより「ものづくり」を理解します。また、夜間・休日のセンター使用など学生の皆さんが気軽で積極的に利用できる、使いやすいセンターになることをお手伝いしています。

 

 また、この部門には、学外で行われているレース(エコラン・プロジェクト)やコンテスト(ロボコン・プロジェクト)に参加するプロジェクトがあります。ロボット工作や車・バイクの制作に必要なスペース・部品・加工設備の整備を提供しています。これらの作業で重要になる安全面への配慮なども行っています。

 

 エコランは、原動機付き自転車に使用されている50ccのエンジンを用いて、低燃費、つまり少ないガソリンで長距離を走るコンテストです。多くの企業や大学が参加し競い合う「Honda エコマイレッジ チャレンジ全国大会」に出場しています。近年、市販車・自作したオリジナルクラスで上位入賞を果たしています。

 

 ロボコンは、自作のロボットを作成し、北海道内の学生を対象とした「ロボット・トライアスロン」に毎年参加しており大きな成果を上げています。

 

エコラン・プロジェクトメンバーと自作したオリジナルカー

エコラン・プロジェクトメンバーと自作したオリジナルカー

 

2.将来の「ものづくり」を担う小・中・高校生を中心にものづくりに対する好奇心を養ってもらう「地域連携部門」

 センターの「出前授業」や「ものづくり体験教室」には、今までに8,000人以上の方に参加いただきました。また、小・中・高校生だけでなく、オーストラリアなど海外の学生にも参加いただき、好評を博しました。

 

 「ものづくり」というと男性の仕事という考え方があると思いますが、近年は女性の力も必要となっています。そこで、センターでは、今年、新しい企画として「理系女子応援プロジェクト」を実施しました。これは、女子高校生に「ものづくり」の楽しさと魅力を伝えるために日本鋳造工学会との共催で開催したもので、札幌新川高校(8月)と北海高校(10月)の女子高校生が合わせて約40名参加し、楽しく「ものづくり」を体験しました。

 

 私たちは、【ものづくりは、ひとづくり】をモットーに次の世代を背負っていく人たちへ技術を伝え、未来を担う子供たちに「ものづくり」のすばらしさを伝え、次世代の「ひとづくり」を積極的に取り組んでいます。

 

 

室蘭工業大学特製ジンギスカン鍋を作ろう!(理系女子応援プロジェクト)

室蘭工業大学特製ジンギスカン鍋を作ろう!(理系女子応援プロジェクト)

 

 

 

ものづくり基盤センターWebサイト:

http://www.muroran-it.ac.jp/cremo/

 

「本田宗一郎杯 Hondaエコマイレッジチャレンジ2013第33回全国大会」において本学学生チームが入賞(お知らせ):

http://www.muroran-it.ac.jp/guidance/news/post-8555.html

 

 

 

教育・研究の最前線 過去の記事

2013.12.11応用理化学系学科バイオシステムコースの教育・研究最前線 —新触媒の力で医薬品分子の右と左を作り分ける—

2013.11.29原子炉の安全性を向上させるSiC/SiC複合材料製燃料被覆管の開発

2013.11.15東日本大震災における被害調査と復興支援

2013.10.29スーパーサイエンスハイスクール「次の大地震(メガクエイク)に備えて」の取り組み

2013.10.16FD講演会の紹介

2013.09.27磁界シミュレーションの高速化と形状最適化計算

2013.09.06応用理化学系学科応用化学コースの教育・研究最前線―光機能性有機材料の開発とメカニズムの解明―

2013.04.24映像の意味解析における世界最高精度を達成

2013.04.04応用理化学系学科応用物理コースの教育・研究最前線―レアアース合金における強相関電子状態の解明と高機能金属材料の開発―

2013.03.19本学における第二外国語教育の特色と語学研修

2013.02.18ロボットアリーナにおけるものづくり体験教室-未来の技術者と近未来の技術者育成-

2013.01.28コンピュータシミュレーションによる光デバイスの解析と自動最適設計技術

2013.01.07「震災被災地の環境調査と安全評価法の提言」プロジェクト

2012.12.21応用理化学系学科バイオシステムコースの教育・研究最前線―生物の力を利用して化学物質のかたちを変える―

2012.12.05人間の感性と機械の感性

2012.11.20室蘭工業大学教育ワークショップ

2012.11.05室蘭工業大学男女共同参画推進への取り組み

2012.10.18超音波が可能にする特異な“動かす”技術

2012.10.05情報メディア教育センターについて

2012.09.24地域共同研究開発センターの活動

2012.09.06応用理化学系学科応用化学コースの教育・研究最前線―粉砕法を利用した機能材料の開発―

2012.08.24機器分析センターに導入された最新の機器類

2012.08.08建物・基礎・地盤を総合的に考えた建築構造物の振動研究 -併用基礎の耐震性能の評価に向けて-

2012.07.24人の知能と、コンピュータの知能

2012.06.22東京都市大学との戦略的大学連携支援事業

2012.06.07国際交流センターの活動

2012.05.23バーチャルリアリティソフトウェア開発環境「仮想現実工房」を利用した実践的演習の取り組み

2012.05.10応用理化学系学科 応用物理コースの教育・研究最前線―新奇誘電体材料の開発と物性評価―

2012.03.16ロボットアリーナ := 「ロボットの今と未来がみえてくる。」

2012.03.02ものづくり基盤センターの活動

2012.02.15航空宇宙機システム研究センターの教育・研究最前線

2012.02.02災害時に有効な支援体制を目指して

2012.01.26短時間でインフルエンザウイルスのサブタイプを判定する光センサーの実現に向けて

2011.12.13環境・エネルギーシステム材料研究機構の研究紹介

2011.11.16難分解性汚染物質の原位置浄化を目指した処理システムの実用化開発 ー新環境型汚染修復システムの構築に向けてー

2011.10.25大学の研究と発明・特許 -室蘭工業大学 知的財産本部の役割-

2011.10.07高機能炭素ナノ材料の創製と電気化学エネルギー変換デバイスへの応用 ー持続可能な社会の構築に向けてー

2011.09.09バイオガスの放電プラズマ改質による水素生成技術開発 ー低炭素社会の実現に向けてー

2011.06.21FDワーキンググループの活動

 

更新年月日:2013年12月25日
作成担当部局:総務グループ総務ユニット

ページトップ