FD講演会の紹介

教育システム委員会FDワーキンググループ 上井 幸司

 

 一昨年度の本ページの原稿「FDワーキンググループの活動」(http://www.muroran-it.ac.jp/syomu/saizensen/fd/index.html)では、室蘭工業大学での教員の教育能力向上に向けた取り組みの一つとしてFD講演会が開催されていることが記されています。今回は、このFD講演会の概要をご紹介します。

 

 大学教員には、教育、研究、社会・国際貢献、組織運営能力などが求められています。そのなかで「教育」に関しては、本学の目標として「1 室蘭工業大学は、学生一人ひとりの多様な才能を伸ばし、幅広い教養と国際性、深い専門知識と創造性を養う教育を行います。」とうたわれており、そのためには教員が教育能力の向上を意識することが必要不可欠です。しかしながら、教育がカバーする範囲は、単なる知識の教授だけに留まらず、背景、関心、将来の希望などが異なる学生達の個々の能力を上手く引き出し、社会に求められる優れた人材を輩出することも含まれています。

 

 このような現状への対応の一助とすべく、本学ではFDワーキンググループが主体となって、また、就業力育成支援事業と共催でFD講演会を開催しています。現在は年2回の開催で、毎回50 名前後の教員が教育改革や大学改革、授業改善や授業評価、学生対応などの講演に熱心に耳を傾け、講演後には活発な質疑応答、討論がなされています。平成22〜24年度には、「初年次教育が大学教育力の鍵を握る」、「グローバル化をリードする人物像と大学教育への期待」、「学生のメンタルヘルスへの対応法について」、「ビジネスパーソンに求められるコミュニケーション能力」、「教室の雰囲気を変えるクラスルームコントロール術」、「企業はこんな人を採りたい」をテーマに開催しました。いずれも、本学の教員なら誰もが平素から関心を寄せているテーマであると思います。

 

 学内外から講師を招き、優れた実績のある事例や、時代を切り開く理念や構想、社会のニーズの分析などに接し、参加者からは大いに意義を感じたとの感想や、担当講義などで成果を活かしたいとの感想が多くの教員から寄せられます。

 

 FD講演会は平成3年度に始まった「教育懇談会」からはじまり、既に20年以上継続して開催されてきました。今後も社会や学生、教員のニーズを汲み取りながら、教育改善に向けた活動を続けていきたいと考えております。

 

 

*FD講演会の詳細等については「FDだより」(http://www.muroran-it.ac.jp/kyomu/FD.html)をご覧下さい。

 

 

 

教育・研究の最前線 過去の記事

2013.09.27磁界シミュレーションの高速化と形状最適化計算

2013.09.06応用理化学系学科応用化学コースの教育・研究最前線―光機能性有機材料の開発とメカニズムの解明―

2013.04.24映像の意味解析における世界最高精度を達成

2013.04.04応用理化学系学科応用物理コースの教育・研究最前線―レアアース合金における強相関電子状態の解明と高機能金属材料の開発―

2013.03.19本学における第二外国語教育の特色と語学研修

2013.02.18ロボットアリーナにおけるものづくり体験教室-未来の技術者と近未来の技術者育成-

2013.01.28コンピュータシミュレーションによる光デバイスの解析と自動最適設計技術

2013.01.07「震災被災地の環境調査と安全評価法の提言」プロジェクト

2012.12.21応用理化学系学科バイオシステムコースの教育・研究最前線―生物の力を利用して化学物質のかたちを変える―

2012.12.05人間の感性と機械の感性

2012.11.20室蘭工業大学教育ワークショップ

2012.11.05室蘭工業大学男女共同参画推進への取り組み

2012.10.18超音波が可能にする特異な“動かす”技術

2012.10.05情報メディア教育センターについて

2012.09.24地域共同研究開発センターの活動

2012.09.06応用理化学系学科応用化学コースの教育・研究最前線―粉砕法を利用した機能材料の開発―

2012.08.24機器分析センターに導入された最新の機器類

2012.08.08建物・基礎・地盤を総合的に考えた建築構造物の振動研究 -併用基礎の耐震性能の評価に向けて-

2012.07.24人の知能と、コンピュータの知能

2012.06.22東京都市大学との戦略的大学連携支援事業

2012.06.07国際交流センターの活動

2012.05.23バーチャルリアリティソフトウェア開発環境「仮想現実工房」を利用した実践的演習の取り組み

2012.05.10応用理化学系学科 応用物理コースの教育・研究最前線―新奇誘電体材料の開発と物性評価―

2012.03.16ロボットアリーナ := 「ロボットの今と未来がみえてくる。」

2012.03.02ものづくり基盤センターの活動

2012.02.15航空宇宙機システム研究センターの教育・研究最前線

2012.02.02災害時に有効な支援体制を目指して

2012.01.26短時間でインフルエンザウイルスのサブタイプを判定する光センサーの実現に向けて

2011.12.13環境・エネルギーシステム材料研究機構の研究紹介

2011.11.16難分解性汚染物質の原位置浄化を目指した処理システムの実用化開発 ー新環境型汚染修復システムの構築に向けてー

2011.10.25大学の研究と発明・特許 -室蘭工業大学 知的財産本部の役割-

2011.10.07高機能炭素ナノ材料の創製と電気化学エネルギー変換デバイスへの応用 ー持続可能な社会の構築に向けてー

2011.09.09バイオガスの放電プラズマ改質による水素生成技術開発 ー低炭素社会の実現に向けてー

2011.06.21FDワーキンググループの活動

 

更新年月日:2013年10月16日
作成担当部局:総務グループ総務ユニット

ページトップ