2014年度SARDハイブリッドロケットプロジェクト活動報告

機械航空創造系学科3年 岡田空悟

 

 ハイブリッドロケットプロジェクトはSARD内の1プロジェクトです。このプロジェクトは2015年の能代宇宙イベントでのハイブリッドロケット打ち上げを目標に活動しています。

 2014年度はその前段階として固体の火薬エンジンを用いた大型ロケットの製作、運用とハイブリッドロケットエンジンの燃焼実験を行いました。

 8月の秋田の能代宇宙イベント2014では1メートルほどの自作のロケット「オオハシ」を打ち上げました。機体はパソコンのソフトを用いて設計しました。ボディーチューブはGFRPを積層し、接合部はPOMを旋盤で削り作りました。また、発射台も自分たちで設計、製作しました。打ち上げは見事成功しました。

 11月には室蘭市内のだんパラスキー場にて「オオハシ」を改良して打ち上げを行いました。打ち上げは成功し、各種センサによるデータの取得にも成功しました。また、この打ち上げは室蘭民報や北海道新聞にも取り上げて頂きました。

 12月には大阪で開かれた宇宙工学を志す学生たちが集まるUNISECワークショップに参加し、他大学の学生や教授の方と交流し様々な技術などを学びました。

 1月にはついにハイブリッドロケットエンジンを用いた燃焼実験を行い、推力履歴の取得に成功しました。エンジンは酸化剤に気体酸素、燃料にポリエチレンを用いたものです。

 2015年度はついに能代宇宙イベントに向けたハイブリッドロケットの製作を開始します。ハイブリッドロケットを運用するためにはより厳しい安全対策や高圧ガスなどの知識などが必要になってきます。一筋縄ではいかないと思いますが、2015年の能代宇宙イベントでのハイブリッドロケット打ち上げを目指して頑張っていきたいと思います。

 また、SARDでは2014年度から「ハイブリッドロケット」以外に「人工衛星」、「缶SAT&ガチャSAT」の2つのプロジェクトが始動し、2015年度にはこれらのプロジェクトが製作した缶SATをペイロードとして打ち上げを行う予定です。

 最後になりましたが、御協力していただいた北海道大学大学院宇宙環境システム研究室や株式会社植松電機、学生室の方々、本助成プロジェクトに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

打ちあがる「オオハシ」

打ちあがる「オオハシ」

 

燃焼実験の様子

燃焼実験の様子

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