大学と地域を結ぶ高砂5丁目公園プレーパークプロジェクト

環境創生工学系専攻 1年 宮地創

 

 

 本プロジェクトは、大学に隣接する都市公園を活用した「子どものための自由な遊び場」づくりを通して公園周辺に住む子どもの屋外の遊び・体験学習の場を創出や大学と地域住民の交流による新たなコミュニティの形成を図ることを目的としたプロジェクトです。

 

 今年度は計画の通り、計3回のイベントを実施しました。公園内の資源を活用し、夏、秋、冬それぞれの季節に応じたプログラムを提供しました。具体的なプログラム内容としては以下の通りです。

 夏:湧き水空間を活用した稲植え体験、かき氷づくり等

 秋:落ち葉を活用した宝探しゲーム、焼き芋、クラフト等

 冬:雪を活用したアイスクリームサッカー、かまくらづくり等

どれも、親子にとっては普段なかなかできない遊びであったと考えられ、これらは、地域住民も参画した企画会議を行い、プログラム内容は「柔軟な発想」であることを心がけ、活動の目的やプログラムの内容をスタッフで共有しました。

 

 また、夏秋冬の各イベントを通して、イベント開催の度に、反省会を実施し、改善を行いました。例えば、周知の方法や範囲を改善した結果、地域住民の認知度の向上により、参加者数が徐々に増えました。また、当日参加してくださった親子さんからは、「こういう遊び場がもっと多くあればいいのに」という声を聞くことができ、身近な公園の利活用の可能性を直に感じる瞬間もありました。

 

 今後の活動の展望としては、まず、活動を「継続」することが大切であり、運営サイクルの中で活動を改善していく意識が必要だと考えます。現在、「継続」ための活動基盤である物品は、ある程度確保されてきており、運営体制についても回数を重ねるごとに向上していると考えられます。加えて、活動も認知されてきており、地域の方の当事業に関する興味や関心も高まっていると実感します。

 今後、このような「継続」の中で、身近な地域社会に対してより影響を与えられる活動に発展することが望まれます。そのためには、関係者が活動の目的や目指す公園像を常に議論しつつ、皆が主体的な気持ちで関わることが大切だと考えています。

 

 最後に、学生自身の成果という視点から見ると、当プロジェクトは企画運営能力に留まらず、まちづくりの現場に関わることで、様々な立場の人の気持ちの理解に繋がり、人間的に成長できるチャンスだと思います。その際に重要なことは、「いかに主体的に関われるか」であり、それによって学べる量が変わってくると考えています。

 

  

 

 

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