数理科学談話会のお知らせ image



2017年度第2回数理科学談話会
日時 8月30日(水)15:00〜17:15
場所 教育・研究2号館(Q棟)4階 Q402 (数学ゼミナール室)
講演者 岡田 真理 氏 (山口大学工学部)
講演題目 空間一次元圧縮性気体の自由境界問題
要旨 空間一次元、圧縮性気体で、粘性係数が質量に依存する気体が真空と連続的に接している 自由境界問題の時間大域解とその漸近挙動を示す。手法は、空間方向に差分化を取った差 分方程式のに対して、刻み幅に関して一様な評価式を求めることによる。近似解の構成を行 い極限を取ることにより、時間大域解を得、また定常解に漸近することを証明する。
講演者 永井 敏隆 氏 (広島大学)
講演題目 空間2次元放物型楕円型 Keller-Segel方程式に対する初期値問題の解の有界性
要旨 走化性による細胞性粘菌の集合現象に関する数理モデルである放物型楕円型方程式系につ いて,初期値問題を空間2次元で考える.非負初期値の総質量が8\piより大きい(優臨界)場 合,非負解は有限時間で爆発する可能性があり,8\pi より小さい(劣臨界)場合,非負解は時 間大域的に存在し時間無限大で減衰することなどが知られている.非負初期値の総質量が8\pi に等しい(臨界)場合,有限な2次モーメントを持つ初期値に対する時間大域解は有界でないこと が Blanchet-Carrillo-Masmoudi により得られている.本講演で,非負初期値の総質量が臨界 の場合,非負解が有界になるための初期値に関する条件について解説する.

この談話会は数理科学に関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。 お気軽にお越し下さい。
面白い話題があれば講演して頂くことも考えております。 そのときはよろしくお願い致します。

2017年度問合せ先:内免 大輔 [naimen"at"mmm.muroran-it.ac.jp]

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