数理科学談話会のお知らせ image



2017年度第3回数理科学談話会
日時 2月14日(水)15:00〜17:15

※ いつもと時間帯が異なりますので、ご注意ください。60分講演が2つで、途中15分休憩があります。
場所 教育・研究2号館(Q棟)4階 Q402 (数学ゼミナール室)
講演者 黒田 匡迪 氏 (北海道大学)
講演題目 APN関数の一般化とその分類
要旨 標数2の有限体上の Almost Perfect Nonlinear (APN) 関数は, 暗号理論, 符号理論, 有限幾何学等への応用が知られている. 一方で, 奇標数の場合では, 代数的な性質が本質的に異なっており, これらの分野への応用は余り知られていない. 本研究の目的は, 奇標数の場合に, 標数2の場合の APN 関数と同一の代数的性質を 有する関数 (Generalized APN (GAPN) 関数)を構成し, 暗号理論, 符号理論, 有限幾何学等への既存の応用を一般化するというものである. 特に, 本講演では, 単項 GAPN 関数の分類について紹介する. なお, この研究は北海道大学の辻栄周平氏との共同研究である.
講演者 布田 徹 氏 (北海道大学)
講演題目 1次元スプリット・ステップ量子ウォークの局在化と弱極限分布
要旨 量子ウォークは, 古くはFeynmanらの著作にその原型が見られるが, 2000年前後に量子アルゴリズムへの応用が見出されたことで本格的な進 展が始まった.2002年には量子ウォークの弱収束定理が初めて証明され, 古典的なランダムウォークと著しく異なる性質が注目を集めた. さらに, ごく最近,量子ウォークに対してスペクトル・散乱理論が有効に機能することが明らかになった. 本発表ではスプリット・ステップ量子ウォークと呼 ばれる量子ウォークの局在化と弱極限分布の結果を紹介する.本研究は船川大樹氏(北海道大学), 鈴木章斗准教授(信州大学)との共同研究に 基づく.

この談話会は数理科学に関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。 お気軽にお越し下さい。
面白い話題があれば講演して頂くことも考えております。 そのときはよろしくお願い致します。

2017年度問合せ先:内免 大輔 [naimen"at"mmm.muroran-it.ac.jp]

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