室蘭工業大学大学院・数理システム工学専攻

本学の大学院前期課程では次の2つの教育目標を掲げています。

  1. 広い視野に立った精深な学識と専攻分野における高度の専門性を通じて、 社会に貢献し科学技術に寄与したいという意欲を持った学生を受け入れ、 一人ひとりの多様な才能を伸ばす教育を行う。
  2. 深い専門的知識とそれらを複雑な問題解決に応用できる知識を教授できる高度な理工学教育を行う。

数理システム工学専攻では上記2つの教育目標を踏まえ、 複雑な技術問題の分析能力と課題設定能力を備えた技術者を養成すること、 複雑な課題に対するエンジニアリング・デザイン能力あるいは研究能力を備えた技術者を 育成することを目指します。 すなわち、高度の専門知識の取得に加え、関連する分野の基礎的素養の涵養を図り、 「数学的知識」と「数理的思考」で分野横断的、学際的な分野への対応能力を含めた 専門的知識を活用・応用する能力を持つ人材を育成し、社会の発展に寄与します。

ここでいう「数学的知識」と「数学的思考」とは、 数学の大きな2つの特色である「ふへんせい」(不変性,普遍性)に基づいています。 「不変性」の追求は複雑に見える現象を扱う際に明快な視点を与え物事を単純化することができます。 また、「普遍性」の追求は異なる2つの現象を統一的に取り扱うことができます。

数理システム工学専攻では、この2つの「ふへんせい」を念頭におき、 純粋数学を基礎にしつつ、その応用も視野にいれた教育・研究を行うことで 数学の基礎を身につけそれを実際の工学等の問題解決に応用する能力を 持った人材を育成することを目的とします。