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岡本 洋
研究分野:生化学・生物物理学・細胞生物学

血管平滑筋モータータンパク質の機能解明と天然オスモライトによるタンパク質の品質管理向上

生体膜に結合する分子モーターの新機能解明

細胞骨格アクチンのモーター分子による束化:筋収縮や細胞の分裂、運動、形態変化などにおいて、アクチンはミオシン分子モーターが走るレールの役割をします。その際、アクチンは他のタンパク質や生体膜と結合して束や枝分かれなどの形態変化をします。動脈血管平滑筋の膜結合性分子モーターがFアクチンを束化することが判りました。この束化の役割を解明し、健康科学に役立てる事をめざしています。

天然オスモライトによる生物機械の機能メンテナンス作用の有効利用

天然オスモライトは、浸透圧の脅威から細胞の恒常性を保護する物質で魚介類の筋肉組織などに存在します。 この物質には酵素活性の安定化やプリオンタンパク質の構造を正常化する効果が期待されます。その効果としくみを調べてタンパク質の品質管理の向上への有効活用をめざしています。

卒業研究の主なテーマ

1)ミオシンTによるF-アクチンの束化とその調節因子の検討

2)Gアクチン・DNase1複合体の調製とその光化学的ペプチド鎖切断

3)タンパク質の凍結変性に対する天然オスモライトの効果

分子生物学グループ(岡本 洋島津昌光)