本学が主催した国際シンポジウム「航空宇宙輸送システムに革新をもたらすための飛行実験
シンポジウム」が,本年3月22日に設置された航空宇宙機システム研究センターを中心として,
去る6月16日(木)・17日(金)に開催されました。
  このシンポジウムでは,最近国内外で大学や中小企業の予算規模で研究開発が行われ小規
模ながら革新的な技術の実証に挑戦している飛行実験プロジェクトの実験成果や,今後飛行実
験を計画しているグループの研究概要等,13件の発表があり,研究者間で有意義な情報交換が
行われました。また,一般参加者と共に本学学部学生及び大学院学生にも公開され,国内外の
先進的な技術を聴講することにより,専門分野の勉学・研究に対する動機付けや学習意欲の向
上につながり,発表等の技術向上に関しても参考となるものでありました。
 今回のシンポジウムは,本学が目指す航空宇宙輸送システムに関する基盤技術の確立,地上
間輸送及び往還輸送システムの研究開発を進めるうえでも,大変興味深く参考となるものとなり
ました。
 この模様は,航空宇宙機システムの研究に取り組む本学の状況と併せて,新聞やテレビ報道
でも取り上げられました。
 なお,2日間を通しての実参加人数は203名で,初日の本学会場への参加者が160名,2日目
の登別会場への参加者は120名でありました。各講演の題名と発表者は以下のとおりです。
1.航空宇宙機システム研究センターについて
 室蘭工業大学  棚次亘弘
2.CAMUI型ハイブリッドロケットの開発
  北海道大学  永田晴紀
3.小型電動飛行ロボットの研究開発
  東京大学  久保大輔
4.これまでそしてこれからの飛行実験
 宇宙航空研究開発機構  藤井謙治
5.再使用型離着陸ロケット実験
 宇宙航空研究開発機構  稲谷芳文
6.高速軌道走行装置
 室蘭工業大学  溝端一秀
7.気球を利用したエアブリージングエンジンの飛行実験について
 宇宙航空研究開発機構  藤田和央
8.小型超音速無人機(SUP)計画
 東京大学  姫野武洋
9.HyShotによるスクラムジェット飛行実験計画
宇宙航空研究開発機構  伊藤勝宏
10.Suborbital RLV Development and Flight TestPrograms among Leading US New Space
   Companies
 Rocketplane Ltd.,USA Charles J. Lauer
11.HyShot Flight Project
  The University of Queensland,Australia Allan Paull
12.PHOENIX Flight Project
EADS Space Transportation,Germany Josef Sommer
13.Highlights of the recent NASA X-43A flights at Mach 7 & 10
  The US lead for the AIAA HyTASP,USA David E. Reubush
 (敬称省略)
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作成年月日:2005年7月4日
作成担当部局:室蘭工業大学総務課
問合せ先:kikaku@mmm.muroran-it.ac.jp


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