航空宇宙機システム研究センター

 

 航空宇宙機システム研究センターは、大気中を高速・高々度まで飛行するための基盤技術を創出するために設立され、1トン級までのロケットエンジン試験が可能な野外エンジン実験場や国内の大学では最大の超音速風洞、国内唯一の高速走行軌道などの設備を有し、学内研究およびJAXA・重工メーカー・他大学との共同研究を行っています。

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白老エンジン実験場

白老実験場は室蘭工業大学から車で45分離れた豊かな自然の中にあり、約1.5ha(300m×50m)の敷地にて各種フィールド試験を行うことが出来ます。比較的冷涼な気候であり、最高気温30℃、最低気温−20℃程度です。道内では積雪も少なく、最大60cm程度です。本実験場では学内のプロジェクト研究を通年で複数実施しており、また他大学や民間企業と年間4~5件の共同研究を実施しています。

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(右)重工メーカーとのエンジン可視化燃焼試験

白老滑空場

エンジン実験場に隣接して白老町所有の滑空場があり、滑走路長は800mです。小型超音速飛行実験機や小型無人誘導制御実証機の飛行試験をここで実施しています。

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(左)オオワシの飛行試験

高速走行軌道試験設備(ロケットスレッド)

ハードウェアコンポーネントの高速度・高加速度環境試験を実施可能な高速走行軌道試験設備(全長300m、最高速度400km/h、加速度10G)を有し、学内利用および他大学や民間企業との共同研究に利用しています。主たる推進装置としてはクラスタードハイブリッドロケットを用い、水路に突入することで確実に減速する水制動システムを採用しています。

超音速風洞(通風部断面0.4×0.4 m)

国内の大学では最大の通風部断面(0.4m×0.4m)を有しており、ノズルブロックを交換することでマッハ2、3、4の気流を実現できます。500m3の真空タンクを利用した吸込式風洞で、始動から気流安定までの時間が極めて短く、気流の質も安定しています。計測装置としては6軸空力天秤・シュリーレン装置・10CH圧力変換機を備えており、学内では超音速実験機やGG-ATRエンジン用インテークの試験が行われています。他大学との共同研究も行われています。

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(右)超音速風洞でのオオワシ模型試験

低速風洞(通風部断面 0.3×0.3 m)

回流式低速風洞は0.3m×0.3mの測定部を有しており、5孔ピトー管等の動作チェックや低速翼型の後流特性試験、Vortex Generatorの効果などを確認する空力基本形状の試験に用いられています。

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(右)低速風洞でのレーザーシート可視化実験

フライトシミュレータ

実際の飛行に先立って超音速実験機の飛行特性や自律誘導制御システムの性能を地上で検証するために、フライトシミュレータを設置しています。飛行力学の体験授業等にも使われています。

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詳細については、室蘭工業大学 航空宇宙機システム研究センターのウェブサイトをご覧ください。

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