FDワーキンググループの活動

 
教育システム委員会FDワーキンググループ 花島直彦


1.FDって何?

 FDという言葉をご存知でしょうか?
 英語の「Faculty Development」(ファカルティ・デベロップメントと読みます)という言葉の頭文字をとったものです。ここでは,「ファカルティ」は大学の教員を,デベロップメントは能力開発を意味します。つまり,大学教員の能力を高めること,または,その活動をFDと呼んでいます。一般の会社でも社員教育がされていると思います。その大学教員版ともいえます。
 室蘭工業大学におけるFDは平成3年度から始まった「教官懇談会」が端緒となります。そのような活動が発展し,10年ほど前に教育システム委員会の中にFDワーキンググループが設置され,教員の教育能力の向上と教育環境の整備などに組織的に取り組んできました。その主な活動は,研修会の開催,FD講演会の開催,広報FDだよりの発行です。


2.広報FDだより

 広報FDだよりは年2回発行されている広報誌で,FDワーキンググループの活動,学外の研修会などの報告,FDに関する内外の情報などが掲載されています。印刷物として全教員に配付されるほか,本学ホームページにも第1号から最新号まで公開されています。例えば,FD研修会については,学生指導における教員の工夫,学生の主体的な学びを引き出すなどのテーマが取り上げられ,どのような議論がなされたかが紹介されています。興味があれば,ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。


3.FDの今後

 大学教員に求められる主な能力には,教育能力,研究能力,組織の運営能力の3つがあり, FDワーキンググループは教育にターゲットを絞っています。大学における研究活動は学生との協同で行われており,教育の向上は研究活動の向上につながりますし,教育は学科・コース単位の組織的な取り組みであり,その運営能力も求められます。したがって,まずは教育に的を絞るのは妥当な選択です。ただ今後は大学における人材育成の観点から,他の部分についてもFDが進んでいくのではないかと考えます。
 平成22年度に発行された広報FDだより第15号の編集後記に,FD研究会の発足とキャリアFDの推進について記されています。このように室蘭工業大学はたえず教育をはじめとする諸活動の改善に取り組んでいます。


<広報FDだよりのURL http://www.muroran-it.ac.jp/kyomu/FD.html




     
第13号 広報FDだより(2009年11月20日発行)の紙面


更新年月日:2011年6月21日 作成担当部局:企画・評価室 問合せ先:koho@mmm.muroran-it.ac.jp