情報・感性

Information/Sensibility

Seeds
キーワード:カーボンフットプリント、ライフサイクルアセスメント
持続的社会のための情報処理
しくみ解明系領域
情報システム学ユニット
ながの こうじ

永野 宏治教授

Phone:0143-46-5420
Fax:0143-46-5499
原料調達から廃棄までのCO2が見える

研究の目的

持続的な社会システムを実現するために、ライフサイクルアセスメントに基づく食品データの見える化を実現する。社会が持続的になるには、一般の市民が日常生活の中で地球環境を意識するようになることが大切である。日常生活の中で地球環境を意識させる情報コミュニケーションツールを、ライフサイクルアセスメントやカーボンフットプリントの考えに基づいて開発する。

研究の概要

カーボンフットプリントの制度設計

製品の製造から消費・廃棄までの全過程で発生する温室効果ガスの量を二酸化炭素の量に換算して施品にラベル付けする社会制度がカーボンフットプリントである。食品のカーボンフットプリントを社会に根付かせるために食品のカーボンフットプリントを計算するソフトウェアを開発するとともに、カーボンフットプリントの制度設計を研究している。さらに、カーボンフットプリントのデータを使って食料生産者・小売り業者・消費者の間のつながりを見える化するコミュニケーションツールの開発している。

研究(開発)のアピールポイント

研究の新規性、独自性

食品のカーボンフットプリントを食品メーカー・小売り店のつながりの中で計算している。企業との共同研究で店舗の中でカーボンフットプリントを23製品展示。現時点では日本の中で最大である。(2012/10/12)

研究に関連した特許の出願、登録状況

なし

従来研究(技術)と比べての優位性

食品メーカー・小売り店との密接な関係を構築し、カーボンフットプリントの計算の実用化を図っている。

研究(開発)のビジョン・ステージ

適応分野

食品メーカー、小売業者。

研究のステージ

基礎研究応用段階

製品化、事業化のイメージ

カーボンフットプリントのソフトウェア開発。

企業等へのご提案・メッセージ

研究(開発)に関連して、あるいはそれ以外に関われる業務

カーボンフットプリントの計算・解析・ソフトウェアの開発、地下開発、地熱エネルギー、非破壊検査、再生可能エネルギー分野。

利用可能な設備、装置など

教員からのメッセージ

実社会に役に立つ技術を実現するために、音響計測、信号処理、情報システム、ソフトウェアを開発します。人と人とのつがなりを大切にして、こまめに行動します。
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