Material
先進セラミックス複合材料の量産化に向けた製造プロセス研究と耐環境性評価から、先進エネルギーシステム及び航空宇宙システムへ応用可能な耐環境性先進セラミックス複合材料の開発を行う。
先進セラミックス複合材料である炭化ケイ素(SiC)繊維強化炭化ケイ素複合材料 (SiC/SiC複合材料)は先進エネルギーシステムや航空宇宙システムにおいて、既存の金属材料に代わる新たな高温構造材料として期待されている。実用化におい ては量産化製造プロセスの確立と使用環境を模擬した環境下での安定性を評価することが必要不可欠である。本学に整備している先進セラミックス複合材料の製造プロセス装置群及び、評価・解析設備群を用いて、実用化に向けた耐環境性先進セラミックス複合材料の開発を行っている。
繊維強化プラスチックの製造プロセスを応用して、先進セラミックス複合材料の量産化に向けた製造プロセスを研究している。これまで金属材料を主な対象としていた高温・高圧水環境下における腐食試験をセラミックス材料にも適用している。
セラミックス複合材料においてハンドリング性・均質性に優れる中間素材の開発により、これまで困難であった複雑・大型製品の作製を可能としている。
セラミックス、セラミックス繊維、セラミックス複合材料の製造・特性評価及び、金属材料の特性評価