情報・感性

Information/Sensibility

Seeds
キーワード:情報ネットワーク、データセンタ、クラウド、社会基盤
社会基盤としての情報ネットワークのアーキテクチャ
ひと文化系領域
人間・社会ユニット
おがわ ゆきお

小川 祐紀雄准教授

社会基盤に向けた情報ネットワークの設計

研究の目的

情報ネットワークは、社会生活の隅々まで張り巡らされた社会基盤であ り、人口減少が進む諸地域の大事な社会資本である。今後、各種クラウ ド・データセンタ間の連携、交通・輸送ネットワークやライフラインとの 相互依存性が進展していく中で、情報ネットワークに求められるデザイ ンを示すことを目的とする。

研究の概要

情報ネット ワーク・システムのデザイン確立

(1)通信トラヒックの時間変動、データセンタや端末の空間的広がりに対応した自律 制御、(2)性能保証、災害耐性・頑強性、エネルギー効率・経済性などの要件を調整 するデザイン、(3)鉄道・道路ネットワークや電気・ガス・水道ネットワークとの機能的 ・地理的な依存関係による障害の伝播リスク、を課題として、情報ネットワーク・シス テムのモデル化・評価を行い、最適構成を明らかにする。

 

研究(開発)のアピールポイント

研究の新規性、独自性

計算リソースの性能・可用性に加え、計算リソース 自身のコストやその操作・管理に係る作業量など、 実システムの設計・構築・運用の経験を活かした 課題の定式化に特徴がある。

 

 

研究に関連した特許の出願、登録状況

なし

従来研究(技術)と比べての優位性

実データを用いた評価を行うことにより、モデルに 基づく予測値と実際の値の差分の影響などについ て具体的な議論を行う点に特長がある。

研究(開発)のビジョン・ステージ

適応分野

複数データセンタにまたがる、あるいは、各種社会基 盤との関わりを考慮した情報ネットワーク・システム

研究のステージ

基礎研究応用段階

製品化、事業化のイメージ

情報ネットワーク・システムの設計・運用管理手法

企業等へのご提案・メッセージ

研究(開発)に関連して、あるいはそれ以外に関われる業務

情報ネットワーク・システムの設計・運用管理業務

利用可能な設備、装置など

なし(一般的な計算機を用いて研究を行う)

 

教員からのメッセージ

交通・輸送システムやライフラインなどの各種社会基盤ネットワークとの連携を考慮した 情報ネットワークのあり方については、具体的な課題についての議論が欠かせません。 お気軽にお声がけいただければ幸いです。
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