学長あいさつ

 教育改革からの機能強化、工学部から理工学部へ変わります

 

 本学は,主として地域貢献と,強み・特色のある分野で世界・全国的な教育研究を推進する国立大学として,大学の機能強化に努めてまいりました。

 これをさらに推進するために教育の観点からは,全学的に自然科学・理学教育とICT・情報教育を,単科の工業大学の特徴を活かした全学必修授業の充実を図り,理学と情報学・工学を融合させた総合的理工学教育を実施し,教育改革を進めます。来年4月(平成31年4月)からは,これまでの工学部・4学科から大くくりの2学科体制(工学士を育成する創造工学科と理工学士を育成するシステム理化学科)の理工学部へと大きく変わります。単科大学ならではの機動力を発揮し、社会の要求に迅速・柔軟に対応できる新たな教育体制で臨みます。もちろんこれまでの本学での学びを身につけた3万余名の卒業生の活躍こそ、本学の実績であり強みであることは変わりません。

 本学では,社会が求める科学技術者を育てるべく,アクティブラーニングを意識した学生の主体性,自走力を高める教育、そして北海道を題材として地域を知り,課題の発見や解決に自ら取組む授業も行っています。また,本学が北海道地区の代表校となって道内の4理工系大学と道内の4つの工業高等専門学校とともに自治体や産業界とも連携して行っている,文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生事業(COC プラス)」事業においては,「オール北海道雇用創出・若者定着プロジェクト」を実施中です。

 研究の観点からも,自治体と連携した石炭地下ガス化(三笠市)やシップリサイクル(室蘭市)に関する研究,さらにはシソの持つ抗認知症機能の研究を軸とした産業振興(白糠町),「口蹄疫・鳥インフルエンザ等家畜伝染病防疫のための消毒剤の実用化研究,ICT(Information and Communication Technology)を利用したサケ・マスふ化事業の情報支援に関する研究,ビッグデータを活用した北海道地域の都市計画立案支援に関する研究など,地域資源やエネルギー等を利用し,ICT技術を援用した地域発のグローバル展開・研究の発展を目指しています。さらには,航空宇宙機,環境・エネルギー材料分野など,ものづくりとして高度で先端的な加工技術に関する強み・特色のある分野で,国内最高水準の教育研究拠点形成を目指しています。

 室蘭工業大学は「創造的な科学技術で夢をかたちに」の基本理念のもと,変革する時代と社会・産業界の要請に応え,国際的に通用する高度なそして持続力を身につけた技術者の育成をめざし,イノベーションの創出につながる研究,地域活性化の拠点としての役割を果たすべく,決意をもって進みます。各界のご支援とご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

空閑学長

室蘭工業大学長 空閑 良壽

これまでの告辞・あいさつ等

更新年月日:2018年8月28日
作成担当部局:総務広報課広報地域連携係

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